MENU

看護師求人はなぜ非公開なの?求人情報サイトの非公開求人って本当にあるの?

先日、ブログにこんな質問をいただきました。

 

「メディカルコンシェルジュ(MC─ナースネットという看護師求人情報サイトを運営する企業)のHPに載ってる以外にも仕事はあるんですか?」

 

確かに、ホームページに載っている求人以外にも看護師求人があるのかというのは気になる疑問です。それに、ときどき看護師の派遣会社の求人情報サイトを見ていると登場する『非公開求人』の文字。

 

袋とじの誘惑。

 

この文字を目にするたび、「どうしよう、登録しようか…。でも、情報みたいだけなんだよな~。まだ就職相談とかする気はないんだよ…。」そう思ってため息をついたことは、みなさん一度は経験があるのではないでしょうか。わたしもそうでした。

 

少し前、全然働く気がなかったときも、わたしは看護の求人をチェックしていました。非公開求人が見たくてウェブから登録したら、深夜にも関わらず電話がかかってきて嫌な思いをしたこともあります。どこの会社かは忘れてしまいましたが…。

 

f:id:kikkafe:20160602192441j:plain

 

 

非公開の看護師求人は、ズバリ、あります。

「そもそも非公開求人って本当にあるの?登録させたいだけなんじゃないの??」そんな疑問を持っていました。何社かの派遣会社に登録し、お世話になり始めた今ならお教えできます。

 

非公開求人は存在します。

 

単発の仕事や人気の仕事でも、多くの求人はホームページに公開されていません。

 

MC─ナースネット」のように、非公開求人どうのとホームページに記載されていない派遣会社でも、登録後紹介される求人は、公開されていない案件ばかりでした。むしろ公開されていない求人のほうが多く、自分にとっては魅力的なものばかりでした。

 

なぜ「非公開求人」を公開しないのか?

いろいろ理由はあるみたいですが調べてみると…

 

・競合他社に知られたくない

・応募の殺到を避けて効率的に選考したい

・急な求人の時は公開している余裕がない

 

…などといった理由があるみたいです。

 

思い当たる例としては、大手企業の健診のバイト。今の時期、ちょくちょく求人で見かけます。

 

大手企業の名前を聞くと、やはり安心感があるし、どんなところか行ってみたいという気持ちになるのも正直なところ。他には、添乗ナースもほとんど公開されていません。サッカー合宿だったり、キャンプの添乗ナースもこの時期多数の案内をもらいます。

 

ホームページは看護師以外の一般の方も見ることができますから、内情を察せられてしまうのはマズい場合もあるのでしょう。別に、ひた隠しにしたい事情があるからといったわけでは無さそうです。

 

非公開求人見たい、けど登録はちょっと…

「思いのまま求人を眺めていたいだけ。まだ復帰する気持ちはない」

 

こういった状況のナースはたくさんいると思います。そういうときって、派遣会社の人にいろいろ聞かれたり、執拗にお仕事を迫られたりって、面倒ですよね。どんなに条件のいい求人を差し出されても、環境と気持ちの準備が整わないと、自分に「GO!」を出せないものです。

 

ましてやナースってものは、真面目で、やりだしたら止まらないけど、自分のペースで行きたい、始めたい、そんな方が多いのではないでしょうか。自分が自分であることが、仕事もプライベートも充実するからということを経験から知っているのかもしれません。

 

わたしも過去に、まだ働く気がないのに突然「明日空いてませんか?」と電話がかかってきて、断るのに気をつかった経験があります。派遣会社にきちんと伝えていなかったんですね、自分の状況を。

 

結局、そんな派遣会社とのやり取りに疲れて、いったん求人の案内をやめてもらうことにしたのです。でも、今再び案内を再開していただいて、派遣として働いているのですから、派遣会社としても私としてもwin winなわけです。

 

このように、もしも今は働くのに都合が悪いのであれば、一時的に求人の案内を止めてもらって、また再び働くということも可能です。

 

登録後はメールでの派遣情報連絡を受けることも

なにより、サイトの登録後にはほとんどサイトの求人情報を見ることはありません。なぜなら、登録後にはメールで求人情報をいただくことが可能ですし、こういったメールでいただく登録後の求人の紹介はウェブサイトとは比較にならないぐらいの情報量があるからです。

 

いずれにせよ、こういった情報は一度求人情報サイトに登録してみなければわかりません。

 

わたしたちは天下の看護師?

どんな形であれ、派遣会社としては、登録ナースが増えることはいいことであり、のちに使える人材になるのであれば籍を置いてもらうだけでもメリットがあると思います。これはどんなに大手の求人情報サイトでも変わらないことでしょう。

 

ですからわたしたちは、いつかは力になりますということを前提に、自分の心の声に忠実に求人情報サイトを利用していけばいいのではないでしょうか。