MENU

看護師やめたい…そんなあなたへ  辛さを感じている看護師へブランクナースからのメッセージ

 

もう疲れた。

今日も寝れそうにない。

明日も仕事…やだな。

泣きたい。

もうやめたい、もうがんばれない。

看護師やめたい。

 

そんなあなたに贈る、お疲れさまのメッセージです。

 

f:id:kikkafe:20170525192124j:plain

 

休憩、しませんか?

最近、自分だけの時間、もちましたか?

キチンと『休憩』したのはいつですか?

 

看護師の仕事というのは心身ともに疲れる仕事です。たった数時間のパートナースのわたしでさえ、1日の終りは「つかれたー」と布団に倒れこみます。

 

ましてや「やめたい気持ち」が心を占領していては、きっと疲れも倍増。つらいですよね。

 

そのような状態で仕事を続けるのは、さぞ大変なことでしょう。家族や恋人に、八つ当たりとかしてしまうのでは?そんな自分に自己嫌悪し、自分を責める…ストレスがたまる…負の悪循環が出来上がってしまいます。

 

そんなときはやっぱり休憩がいちばん。意識的に立ち止まる時間を作りましょう。そして、できることなら自分にたくさんのご褒美を用意して!がんばっている自分を褒めてあげるんです。『自己の管理』も大切なあなたの仕事。そしてその仕事はあなた以外にできません。

 

ですから、やめたいやめたい言いながらも、患者さんにはやさしく接したあなたを、うーんと甘やかしてみましょう

 

自分にゆとりが生まれたとき、周りにやさしくしようと思える、そして見えなかったなにかが見えてくるはずです。

 

どうしてわたしは辞めたいんだろう…

 やめたい

やめたい

やめたい

 

どうして?

 

やめたい理由はなんでしょう?明確にしておかないと、仮に職場を変えても、同じような状況になりかねません。

 

・お給料が不満?

・人間関係に問題がある?

・体力的にムリ??

 

などなど。看護師をやめたい理由はきっとあるはず。では次に、どうあれば自分は快適に仕事ができるのか、まで考えてみてください。

 

・時給○○円以上なら安定する

・短時間の仕事なら嫌な人がいてもなんとかなるかも…

・とりあえず夜勤はやめたい

 

このように頭の中がクリアになれば、問題解決にむけて、一歩踏み出したことになるでしょう。自分を知る…これこそが!!未来を変えるヒントです!!

 

ちがう世界をのぞいてみよう

あなたがいる今のフィールドが、世界の全てではありません。

 

「でも、ちがう世界ってどうやってのぞくのよ。」

 

ですよね。知り合いに声をかけたところでたかが知れている。ほかの病院の見学に行くったって時間も手間もない。

 

そんなときは派遣会社です。派遣会社とは、いわゆる人材派遣を仕事としており、派遣スタッフに仕事を斡旋してくれる仲介役。つまり数多くの病院や施設を知っています。

 

「派遣会社かぁ…ガツガツしてて、登録したら連絡ウザいんだよね~。」

 

たしかに、ウザいですね(笑)派遣会社も必死なのがわかります。

 

でも!!全部の会社がそうではありません。控えめな会社もあれば、こちらから連絡しない限り応答なしのところもあります。

 

目を外にむけようと思ったとき、派遣会社を利用するメリットはいくつかあります。

 

・一度に大量の情報を得られる、比較できる。

・さまざまな現場で働く看護師の声が聞ける。

・いわゆる「第三者」に心ゆくまで相談できる。

・派遣会社が主催するイベントに参加できる。

・自分で動かなくていいから楽。

…など。

 

わたしも派遣会社を利用していたからこそ、いま希望のクリニックで働くことができています。

 

「近所のクリニックを逆指名して」「派遣会社の人に面接にまでついてきてもらって」「派遣会社の人に交渉までしてもらって」と、コーディネーターの人がいなかったら、今のようにはきっと働けていなかったと思います。

 


もちろん「ウザい連絡が来る」や、「担当者が合わない」「条件や考えを伝える必要がある」といったデメリットもあります。派遣会社を見る目を養わないといけませんので、そこはちょっと疲れますね。

 

ですが、今の時代、派遣会社も生き残りをかけて必死です。独自の情報を持っていたり、時給を上げたり、講習会を開いたりと、わたし達ナースにとって有益な存在になっています。ぜひ活用しましょう。

 

※『他の職場に興味があるだけ』という現状をしっかり伝えておかないと、ウザい勧誘がひっきりなしになることも…。注意です!

 

あなたのことを1番に考えて

ここまでいろいろと言ってきましたが、看護師の性格というものはやっかいで、自分のことより他人のことを考えてしまいます。それでうまく回っているうちはいいですが、自分に余裕が無くなったとき、それは狂いはじめます。

 

「なんだか最近感情のコントロールができない…」

 

それはココロと体の危険信号かもしれません。

 

「本当はこんな生活したくない!」とあなた自身が悲鳴をあげているのかも…。

 

自分の声に耳をかたむけてあげてください。

 

「いま自分はなにがしたいかな、どうしたいかな」と。

 

自分を大切にできて初めて、人の苦しさにも気付けると思います。あなたのためにも、まわりの人のためにも、まずは自分を「やさしく大切に」扱ってみてください。きっと穏やかな自分に出会えるはずです。

 

さいごに

『看護師やめたい』あなたへ。

 

看護師はすばらしい仕事です。やりがいがあります。生涯かけて成長できます。

 

環境に恵まれれば。

 

その職場、いつだってやめていいのです。でも、看護師を嫌いになるのはまだ早い。もったいない。そんなわたしだって、一度は看護師の仕事を離れて、また復帰したブランクナースです。

 

 

ひとりひとり違った、無限の選択肢があることを忘れないで下さい。そして、心からあなたを必要としている場所が必ずあります

 

「やめたい」は、あなたと新しい『縁』をつなぐひとつのキーワードなのかもしれません。